高知県のがん統計
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高知県のがん統計
がんの死亡状況
高知県のがんによる実死亡数の推移
高知県のがんによる死亡者数は、平成7(1995)年以来毎年2,000人を超えており、令和5(2023)年には、2,600人(男性1,500人、女性1,100人)となっています。
出典:厚生労働省「人口動態統計」
高知県のがんによる年齢調整死亡率(75歳未満)
令和5年の高知県のがんの75歳未満年齢調整死亡率は、男女計で125.58、男性で166.33、女性で89.15となっています。
出典:厚生労働省「人口動態統計」
※人口は県独自推計値を使用しているため、厚生労働省の公表数値と一致しない
がんの部位別の75歳未満年齢調整死亡率を全国と比較すると、胃がん、大腸がん、肝がんが高く、肺がん、乳がんが低い傾向です。
出典:厚生労働省「人口動態統計」
※人口は県独自推計値を使用しているため、厚生労働省の公表数値と一致しない
年齢調整死亡率
異なる集団や時点等を比較するために用いられます。がんは高齢になるほど死亡率が高くなるため、高齢者が多い集団は高齢者が少ない集団よりがんの粗死亡率が高くなります。そのため、仮に2つの集団の粗死亡率に差があっても、その差が真の死亡率の差なのか、単に年齢構成の違いによる差なのか区別がつきません。そこで、年齢構成が異なる集団の間で死亡率を比較する場合や、同じ集団で死亡率の年次推移を見る場合にこの年齢調整死亡率が用いられます。
がんの罹患
がんの部位別罹患割合(%)
2020年のがん罹患数は、6,231件で、うち男性は3,567件、女性は2,664件となっています。
部位別の割合は、男性では前立腺が16.9%で最も多くなっています。次いで大腸(結腸・直腸)14.9%、胃13.8%、肺が13.4%となっています。女性では乳房が20.8%と最も多く、次いで大腸(結腸・直腸)15.7%、肺10.9%、胃7.9%となっています。
出典:高知県のがん登録(2020年集計)
※上皮内がんを除く
部位別年齢調整罹患率(人口10万対)
胃、大腸、肺、肝および肝内胆管、膵臓、男性の前立腺、女性の乳房、子宮に限って高知県と全国を比較すると、男性の胃、大腸、肝および肝内胆管、膵臓、前立腺、女性の肺、子宮では高知県の方が全国より年齢調整罹患率が高いが、男性の肺、女性の胃、大腸、肝および肝内胆管、膵臓、乳房では高知県の方が全国より年齢調整罹患率が低くなっています。
出典:高知県のがん登録(2020年集計)
※上皮内がんを除く




